ロゴ画像:いずみ くらし

お部屋に、庭先に、シクラメンをぜひどうぞ

花き

シクラメン

和泉ナーセリーの温室には鮮やかな赤、上品な白を中心に40種類以上のシクラメンが陽射しをいっぱい浴びて咲いています。「花弁の先端が縮れた”ビクトリア”種、大きく鮮やかな赤の花弁が目を引く”バーバーグ”種、花が下を向いて咲く”冬桜”など4,500近い鉢植えを栽培しています。「今年の花の見頃は12月中旬になりそうです」と入内嶋政弘さんは言います。
「種をまいて1か月もすると芽を出します。小さな鉢に分け日照や水やりに気をつけながら春、夏を過ごし、秋になると毎日のように成長を気にしながら出荷時期を見極めます」
細やかな手入れが欠かせないシクラメン栽培は、世話好きな入内嶋さんの性に合っているようです。
「花を育て、送り出す苦労はいろいろありますが、きれいですねと言われることが何より励みになります」。
1月、花づくりから開放されるわずかな休息の日も、次のシーズンの花づくりに想いをめぐらせる入内嶋さんです。

 


「冬場は日当たりのいい場所に鉢を置き、土の表面が乾いて白っぽくなったら水をあげてください。手入れをきちんとすれば、春先まで花を咲かせてくれます」。シクラメン栽培を始めて20年になる入内嶋さん。花芽が出始める時期になると、花のことが一日中頭から離れないことも。丹精込めて育てた花を出荷・販売する時は一抹の淋しさを感じると言います。

*多肉植物…葉や茎、根に水分を蓄える能力を持つ。分厚い葉、太い茎などが特徴で乾燥に強い。サボテンやアロエはこの仲間

和泉ナーセリー
和泉町1461/電話045-801-7167
9:00~17:00
駐車場10台
シクラメン:11月下旬~年末/パンジー:10月下旬~年末
セダムなどの多肉植物(*)も扱っています。
地方配送可(北海道は除く)

出典:いずみ自慢 2008年冬号(12月発行)

掲載内容は発行時のものであり、現在と内容が異なる場合があります。

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