ロゴ画像:いずみ くらし

果樹の育成に、自然のバランスを生かしています

小山さん

中西園が柿栽培を始めたのは昭和39年。柿を育てる生産者の多い泉区では先駆的な存在です。

 

父が基盤を築いた果樹栽培を継いだ小山修兵さん。忘れ物の杖を届けに行った話や、亡くなった祖母も好きだったので…と買いに来た方の話など、中西園のなし・柿をながく味わってくださるお客様の逸話をいくつも話してくれました。

 

夏草を見つめる小山さん

自宅裏手に広がる柿畑では、枝に青い実がしっかりとついています。足元を見ると一面に夏草が。これは「草生(そうせい)栽培」と呼ばれる手法です。酪農地などに生える草の種を蒔いて伸ばし、ミミズを増やす。すると土壌が活性化され、果樹の育成に効果が期待できます。今年は10月中旬ごろから直売を予定しています。

 

浜なしの看板を持つ小山さん

「なしは細心の注意を払ってもいでいます。この作業だけはなかなか人任せにできません」と小山修兵さん。なしの摘花、柿の摘蕾作業が重なるため、春先は大忙し。そうした苦労も、お客様の満足そうな笑顔を見ると吹き飛ぶそうです。

中田西 中西園(小山修兵さん)
中田西2-6-13/電話 045-802-2985
「浜なし」(8~9月中旬):畑は月・水・金 14:00~17:00
家は火・木・土 10:00~12:00
柿(11~12月):家で10:00~16:00(日曜定休)

出典:いずみ自慢 2009年夏号(7月発行)

掲載内容は発行時のものであり、現在と内容が異なる場合があります。

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