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泉区は、大根の作付面積が市内でナンバーワン!直売所にも新鮮で美味しい大根が並びます。

飯田の葉付大根出荷グループのみなさん。 出荷グループのみなさん。左から石井一幸さん、羽太孝之さん、鈴木優さん、石井満さん、石井守男さん

 
泉区が市内で大根の作付面積がナンバーワンだと知っていましたか。
泉区は、横浜市内で一番耕地面積が広いこともあり、いくつかの野菜の作付面積が市内で一番になっています。大根もそのひとつです。
秋になると多くの野菜が収穫されますが、特にこれから収穫される大根は、冬にかけて一番おいしい時期です。この時期のものは甘みも強くみずみずしいのが特徴です。

 

飯田の葉付大根の畑

畑一面にたくましく育ちました

大根は種類がたくさんありますが、泉区で多くつくられている品種は青首系大根です。他にも少量ですが、聖護院大根、三浦大根などさまざま。直売が多い泉区では、いろいろな品種がつくられているようです。
また大根は品種だけでなく、生産者の肥料や土質などにより味に変化がでます。おいしい大根を求めて、直売所を訪れてみませんか。それぞれの生産者の栽培の特徴が大根の味に出てきます。

 

しっかりとした葉が自慢の飯田の葉付大根

しっかりとした葉が自慢です

今回は、“飯田の葉付大根”というブランド名称で出荷している生産者グループの皆さんを訪ねました。上飯田地区では昔から、大根の葉を落とさずに5本まとめて市場などに出荷していたことから“飯田の葉付大根”と呼ばれるようになりました。大根の葉は、各種ビタミン、ベータカロチンなどが多く含まれていて、炒め物などにして食べられます。

 

飯田の葉付大根の箱詰め作業

綺麗に洗って箱詰めします

出荷をはじめてから30年以上たち、メンバーのうち3人は2代目です。減農薬、有機肥料のほか、安全の意識を高めるために、農薬散布などの実施データを研究・勉強。使う農薬やその時期・散布量、栽培履歴を丹念に記録することで「必然的に農薬使用量も減った」と言うのは、メンバーの一人、石井一幸さん。鮮度はどこにも負けない“飯田の葉付大根”の出荷は、吹く風が冷たくなる12月中旬頃まで続きます。

出典:いずみ自慢 2007年冬号(11月発行)

掲載内容は発行時のものであり、現在と内容が異なる場合があります。

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