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野菜の顔を見て、育てています

和泉町の横山保宣さん 横山保宣さん

 
横山保宣さんが直売所を始めてかれこれ30年。この季節は葉物野菜が中心です。横山さんの野菜は “日持ち”が違うと評判。確かにほうれん草の葉はみずみずしく、肉厚でしっかりしています。
トマトは、研究に研究を重ね、育てるときに「こだわりの塩」を土にまぜ、半年間は水やりもしないそうです。4~9月ごろ販売されるトマトは鮮やかな色で糖度が高く味が濃く、開店前から行列ができて一人あたりの販売数を制限するほどの人気。「野菜は正直ですよ。手をかけてやればおいしくなる。基礎的な知識は必要ですが、天候相手だから、マニュアルどおりにはいきません。毎朝、野菜の顔を見ています。育て方は環境の変化によっても変わるので、長年の経験や知識で、その時の野菜の状態に最適な方法をとっています」。

 

横山さんのほうれん草と小松菜の畑

ほうれん草と小松菜の畑

4月ごろからは、人気商品が続々と並びはじめます。朝掘りのタケノコは、とても新鮮。生のまま「おさしみ」でも食べられます。6月に入るとトウモロコシが登場し、生で食べられる「味来」という品種が人気です。小ぶりな「ピクニックコ ーン」という品種も、冷やして食べると甘みが増しておいしいそうです。

 

横山さんの小松菜

葉が肉厚でしっかりしているのがわかります

「安全で安心なおいしい野菜をつくっています。忙しいけれどこだわってやっていれば、本物の味をわかってくれる人が増えます。食べる側が、味や鮮度をわかってくれるのはありがたいですね。つくり上手に徹して、お客さんに支持されるよう頑張っています」と話してくれました。

和泉町@横山保宣さんの直売所
●野菜全般 4-12月は水・金・日、1-3月は水・日、10:00~15:00
●〒245-0016和泉町6224/電話045-802-3821

出典:いずみ自慢 2008年春号(2月発行)

掲載内容は発行時のものであり、現在と内容が異なる場合があります。

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