ロゴ画像:いずみ くらし

芯のある果実は、大きいほど食べ応えがあります

より大きく、おいしく実らせるため「枝に対する実のつき方や形状、軸の太さなど見極めて取り除く」のが摘花のコツだと森さんは言います

 

満開から60~70日後に45ミリほどに膨らむなしの実。そこから先は朝、空を見上げてその日の天気を気にしながら畑に向かいます。今年は観測史上初という形容がつく天候にならないことを祈りつつ、フレッシュフルーツモリの森雅則さんが手塩にかける「浜なし」は今年も順調に育っています。

浜なしの「幸水」

糖度を高めるために一貫して無袋栽培を続けています。「なしやりんごのように芯のある果実は、大きいほど食べ応えがあります。口に含んで甘ければなおいいです。」なし本来のおいしさを追求する姿勢が味に表れて評判になり、最盛期には直売所が開く前から列ができます。子どもの味覚は正直だからと、なしは森さんのものしか買わないという人もいるほどです。「今年は大ぶりのなしが見込めます。買った日から1~2日が食べごろです。」週に2日開く野菜の直売も人気です。

直売所の陳列風景
直売所には毎週月曜と金曜に、朝採りの夏野菜が並びます

中田南 フレッシュフルーツ モリ(森 雅則さん)
中田南3-26/電話045-802-1410
8月中旬から月・水・金 14:00~
野菜全般:月・金のみ 11:00~

出典:いずみ自慢 2009年夏号(7月発行)

掲載内容は発行時のものであり、現在と内容が異なる場合があります。

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